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東京音楽大:興味深い「音楽+リベラルアーツ」の潜在力、人気の秘密

2017/05/23

 東京音楽大で今年度からスタートした「ミュージック・リベラルアーツ専攻」がとても興味深い。英語と音楽をテーマとした極めてシンプルな試みながら、このプロジェクトが今後の音楽大のあり方を大きく変える可能性を秘めているように見受けられる、と東洋経済オンライン(5/23)が報じた。いったい何がキーポイントなのだろう。

 簡単にいえば、音楽と英語の二刀流を養成する専攻だ。さらに、これまでの常識では、音楽大学卒業生は潰しが効かないといったイメージがあったように思える。ところが、最近では一般企業の中で活躍する音楽大卒業生の評価がすこぶる高いというのだ。その理由は、社会や企業で求められる「集中力」「継続力」、そして「忍耐力」は、音楽を学んだ人間の最大の持ち味だともいえる。そこに英語力とコミュニケーション力が加われば鬼に金棒。興味深さの要因は、ここにあるようだ。

 

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