2016/12/05
ビジネスでの成功に必要なテクノロジーやスキルが進化するのにつれて、求められる労働力も時にゆっくり、特に急激に変化している。そんな流れの中において、大学に入学する若者たちは、自分が取得する学位は雇用市場でどのように役立てることができるのかと考えずにはいられない。自分が関心を持っている専攻分野は、卒業後の就職の可能性を高めてくれるのだろうか、と。採用担当者の受けがいいのはどの学士号なのか。フォーブス(Forbes JAPAN 12/5)はそれを探るべく、大学の就職課と雇用主をつなぐ非営利組織、全米大学・雇用者協会(NACE)が先日発表した報告書を検証した。
その結果、雇用主たちが魅力を感じ、自社に欲しいと考えている学位トップ10は以下のとおり(かっこ内は同学位取得者を雇いたいと回答したNACE加盟雇用主の割合)。 1.金融・財務(60.4%) 2.会計(59.7%) 3.経営管理(59.7%) 4.コンピューターサイエンス(50.7%) 5.機械工学(48.6%) 6.経営情報システム(46.5%) 7.情報科学&システム(46.5%) 8.ロジスティックス/サプライチェーン(43.8%) 9.電子工学(39.6%) 10.経済学(38.9%)