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静岡大:「きぼう」日本実験棟から放出する超小型衛星開発

2016/06/13

 静岡大は、静岡県で初となる超小型衛星STARS-Cを開発するととともに公開した、と情報提供社レスポンス(6/13)が報じた。同情報によれば、衛星は静岡大から提案し、20149月に国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」からの放出衛星に選定されたという。衛星は一辺10cmの正六面体の2つの衛星をテザーと呼ばれるケーブルで繋いだ構造で、将来の宇宙エレベーターなどにとって重要なテザー展開技術を宇宙で実証するもの。

 衛星の開発は、同大学工学部機械工学科・山極芳樹教授、能見公博教授の研究室が中心となり、技術部学内の協力、高柳記念未来技術創造基金の援助、地元を中心とする企業・団体の協力を得て進めている。今後、JAXAへの引き渡しを経て、今夏以降打ち上げる予定。

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