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　常葉大は、教員研修センター（高岡信也理事長、茨城県つくば市）と、教員研修を巡る課題に的確に対応するための連携協定を結び、締結式を都内で開いた。これを報じた静岡新聞（6/2）によれば、同センターと私立大の協定締結は全国初。教員の資質向上のための事業を共同で展開する。同センターが提供する多様な講義や演習を、同大教職大学院の学生や教員が利用できるようになる。

　大学での研究を活用した新たな研修プログラムの共同開発や、職員の相互派遣にも取り組む。締結書に署名した西頭学長は「教育の高度化、体系化などの共通目標のため、それぞれの特性を生かした連携を実現したい」とあいさつした。高岡理事長は「今までとは違う幅広い連携に期待している」と述べた。連携の第1弾として、9月に同センターで開催される「学校組織マネジメント指導者養成研修」に同大教職大学院の学生2人が参加する。