2017/12/11
人事院は12月8日、2017年度国家公務員採用総合職試験(大卒程度)教養区分の合格者を発表した。これを報じたリセマム(12/11)によれば、教養区分は政策の企画・立案または調査・研究に関する事務をその職務とする係員の採用試験。さらに教養区分は、既存の試験区分以外の専攻分野の学生や外国の大学の卒業者など多様な有為の人材確保に資するよう、企画立案に係る基礎的な能力の検証を重視する。
試験は、第1次試験が2017年10月1日、第2次試験(企画提案試験)が11月14日、第2次試験(政策課題討議・人物試験)が11月15日、最終合格者発表が12月8日に行われた。申込者2811人に対し、合格者は135人、倍率は前年度(2016年度)と比べて1.9ポイント増の20.8倍。このうち、女性の申込者は968人(全体の34.4%)、女性の合格者は26人(19.3%)だった。合格者は、各府省による面接などを経て採用される。