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厚労省調査:2014年春に就職した大卒者の32%が3年以内に離職

2017/09/15

 厚労省は9月15日、2014年3月に大学を卒業し就職した人の離職状況調査を発表した。これを報じた時事通信(9/15)によれば、新卒後3年以内に勤務先を辞めた人の割合(離職率)は前年比0.3ポイント上昇の32.2%となり、3年ぶりに増加した。景気回復を背景に、より好条件の職場を求め転職する事例が多いとみられ、3年以内の離職率は5年連続で3割を超えた。

 離職率は1年目が12.3%と最も高く、2年目は10.6%、3年目は9.4%。企業規模別では、5人未満の企業で59.1%が3年以内で離職するのに対し、1000人以上では24.3%となり、企業規模が大きくなるほど離職率が低下している。業種別では、宿泊・飲食サービス業が50.2%と最も高く、電気・ガス・熱供給・水道業が9.7%と最も低かった。

 

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