2017/04/23
國學院大は、4月18日に、ブックディレクター幅允孝氏プロデュースの独創的な本棚兼読書スペース「みちのきち」の第1弾「本の木」をオープンした。これを報じた大学ジャーナル(4/23)によれば、同大学学術メディアセンター(東京都渋谷区)1階にあり、地域にも無料開放される。「みちのきち」は、「もっと日本を。もっと世界へ。」をスローガンとする國學院大が、若者の本離れが進む現代における“国語力の強化”、“知らない本を手にする『体験』の増加”を推進する取り組み「みちのきち-Kokugakuin Book Project」(2016年4月開始)の一環として生まれたもの。
「みちのきち」という名前は、①未知のことを既知に変える基地 ②人生(道)の迷いに向き合う基地 ③機知に富んだ会話のできる大人になれるような本がある基地となるように3つの意味と願いを込めて名づけらた。今回オープンする「本の木」に置かれる本の選書は、大学の専門性とリンクしながらも手に取りやすいラインナップとするため、ブックディレクターの幅允孝氏が手がけ、「食べる」や「未知なる場所へ」など5つのテーマを軸に、新書から写真集、マンガまで約800冊を並べた。